霊操 10日目
敬老の日
父と子と聖霊の御名によりて アーメン
創世記 9-1
祝福と契約
神は ノアと彼の息子たちを祝福して言われた
「産めよ 増えよ 地に満ちよ」
「すべての獣 空のすべての鳥は,地を這うすべてのもの 海のすべての魚とともに」
あなたたちの前に恐れおののき
あなたたちの手にゆだねられる
すべてあなたたちの食糧にするがよい
わたしは これらすべてのものを
青草と同じようにあなたがたに与える
ただし
「肉は命である血を含んだまま食べてはならない」(これは今でもかたく守っている人々がいます)
「あなたたちの命である血が流された場合,わたしは賠償を要求する」
獣からも 人間からも
神が賠償を要求する
「人の血を流す者は 人によって自分の血を流される」
人は神にかたどって造られたからだ
「あなたたちは産めよ 増えよ」
「地に群がり 地に増えよ」
神は,ノアと彼の息子たちに言われた
「わたしは あなたたちと,後につづく子孫と契約をたてる」
「地のすべての獣と契約を立てる」
「わたしがあなたたちと契約をたてたなら 二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく 洪水が起こって 地を滅ぼすことも決してない」
「わたしは雲の中にわたしの虹を置く」
「わたしが地の上に雲を湧き起こらせ 雲の中に虹があらわれると わたしは わたしとあなたたち 並びにすべての生き物 すべて肉なるものの間に立てた契約に心を留める」
「虹は わたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる」
「雲の中に虹があらわれると 神と地上のすべての生き物 すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約を心にとめる」
「これが,わたしと地上のすべて肉なるものとの間に立てた契約のしるしである」
ー黙想ー
いよいよノアらは,箱舟から大地で暮らす事となる。
その前に 神は祝福をお与えになった
そして 人との契約を交わす
「水が洪水となって,肉なるものを全て滅ぼすことは決してない」
神は 人の血を好まれない
人が大地に血を流すことをよしとしない
賠償とは それを防ぐためのものだ
神は 人間や生き物が大地に増え 活き活き生きることを望む
血を流すことをよしとしない
雲の中に虹が現れた時
神は人との契約を思い出す
我が子が幼かった頃 止まないいじめに病み 転校を余儀なくされた。
そして 耳鼻科・眼科・小児科・児童精神科・学校が近くにある物件を探した。
転校先の面談の帰り 駅に降り立ち 足早に家に向かう途中 足が止まった。窓をふりかえってみた。何故かはわからない。
広がる海の中から 虹が空に一直線にのびていた。
普通なら 何か嬉しい 明るい気持ちになっただろう。その時のわたしは,暗い気持ちのままだった。例え神の励ましだろうと 慰めにはならなかった。
何度も何度も新幹線代をかけて現地に呼ばれる。不動産との契約にしろ検査・通院にしろ,いじめを受け 心に傷を受け 登校の機会を奪われた側が 通院費用も引っ越しも 何もかも大金を搾取される。
貯金を搾りとり すっからかんにし,塾も習い事もさせない 家に閉じ込め さらに弁護士を雇えない 将来を閉ざしてしまいたいのかもしれないね。
彼らにとっては大切な 性悪で残酷ないじめっ子らの未来のために。
そして 不登校ビジネス。子なしが 蛇のような抜け目のない連中に教育任せっぱなし放置してるからこうなる。今はもっと酷い。自殺 離婚 鬱病の件数も増えた。北海道旭川市では 恐ろしい事件も起きた。
いじめを受け 心身を壊し 登校の機会を奪われた家庭が さらに苦しめられ 内申書のために毎月何万円もかけて 学校出席しましたパスポートを手に入れないといけない。進学にしろ 専門学校に行くにしろ。
馬鹿馬鹿しい 幼稚なカルトの国。教育なんて とっくに放棄した国。
昔 日本人の発達障害、精神遅滞の数値をテスト検査したら ほとんどの児童生徒がそれに満たなかった。そのために 数値の基準をさらに低くしたそうだ。
5体満足で元気はつらつでも,その数値に満たない子たちには 手をかけてあげなきゃならないのに 現場は手が回らない。
まぁいい,話を戻そう。
そして数年,転校した先の町で,伯母が老衰で亡くなった知らせが入った。我が子をとても可愛がってくれた人、いや わたしのことも 誰のことも。
伯母は若い頃 入院中の薬の投与で 耳が聞こえなくなった。看護師に,ちょっと強い薬なので何かあったら呼ぶように言われていた。少しして 片方の耳が張り裂けるような痛みに襲われて 呼んだ時はもうすでに聴力はなくなっていた。
結婚後のことだけど,不便だったろう。年取れば誰でも多少耳は不自由になるものだけれど、若いうちは人と関わることも多いから それは大変だったろうね。
知らせを聞いて,我が子とタクシーで駅に向かう途中,「ママ!みて 虹‼︎」
その声にタクシーの窓から空を見ると 大きな虹が広がっていた。
天国にいったんだな と 思った。
何故か,
怒りに満ちている時 悲しい時に限って虹をみた
雨上がりでもない日に