罪を贖う唯一のいけにえ

父と子と聖霊の御名によりて アーメン

年間32主日 B年

ヘブライ人への手紙 9章26

 もしそうだとすれば、天地創造のはじめの時からたびたび苦しまねばならなかったはずです。ところが実際は 世の終わりにただ一度 ご自身をいけにえとして献げて罪を取り去るために 現れてくださいました。

 また 人間にはただ一度死ぬ事と その後に裁きを受けることが定まっているように キリストも 多くの人の罪を負うためにただ一度身を献げられた後 二度目には 罪を負うためにではなく ご自分を待望している人たちに 救いをもたらすために現れてくださるのです

ー黙想ー

パウロの書簡は 教会、信者らへの勧告の手紙でもあるのだけれど、旧約の社会には(今でもカルトなどは)「いけにえ」を神に献げる習慣や儀式がある。

元ユダヤ教徒ファリサイ派のパウロは この習慣を真っ向から否定し あなた方キリストを信じる者たちは こうした事をする必要がないと たびたび強く勧告している。

イエスご自身が 残酷な者たちによっていけにえとされ また 自らすすんで そうしたいならそうしなさいと十字架を背負った。

そこで 彼らが改心すると思いきや 実際は 改心する必要のない清い心の人々が悲しみ嘆き 絶望し 残酷な者たちは未だにイエスを否定し 信じてはいない。

また ある者たちは この世の地上での権威 結束 快楽 金銭・富のために イエスを認めず 昔の慣習を棄てず いけにえを取り引きし 売買している。神とはなんの関わりもない事を継続しているのだ。無神論者らとともに

 しかし イエスを当時信じたものたちは、深い深い悲しみと絶望のさなかに 生前イエスが言ったとおり 三日目に復活したのを見た。

マグダラのマリアや婦人たち 弟子らに現れたイエスは 40日目に天にあげられたのだけれど、それまで幾度となく弟子たちに現れ ご自身が生きている数々の証拠を示し また 神の国について話された。

食事をともにしたときは、

「あなた方はまもなく 聖霊によって洗礼を受ける」といい、

「国を建て直して下さるのは この時ですか」との弟子たちの問いには

「父である神がご自分の権威をもってお定めになった時や時期は あなた方の知るところではない」

「あなた方の上に聖霊が降ると あなた方は力を受ける」

「(あなたがたは)地の果てに至るまで わたしの証人となる」

とおこたえになった。

 さて これを読むあなたが、旧約やまじない師の行う生贄や儀式を信じるのか キリストを信じるのか それはあなたの自由。

なのだけれど、動物の生贄は 動物愛護法を守ってもらわねばならない。残酷な事をした者は この世の罰を受けなくてはいけない。

 また 無罪の人をいけにえとし 罪をなすりつけ 世を欺き 闘う相手を脅すための材料にしてはいけない。それらはまさしく 単なるカルトであり無神論者なのだ。 

パウロの言うとおり キリストの十字架と復活以降 、神との関わりのためにいけにえなどというものは全く必要ない。

 パウロは当時の共同体に 勧告し強調し念を押している。神との関わりや祈願に、血や生贄が必要と思う者は 今すぐ直ちに キリスト共同体ではなくそうしたものを好む人々のところに戻る または行けば良いのだ と。

 また 神も何も信じていない かつ 残忍な者たちには 彼らの父である血に飢えた悪魔 サタンがいる。

彼らは人を騙し 陥れ 罪を着せ 嘘をついては沈黙する。ずる賢く狡猾で 弱い者 貧しい者を利用しては富を増やす。

そうした者たち同士 偽りの証人らは集えばいいのだ。

パウロは何度も言う。

キリストは「世の終わりにただ一度 ご自身をいけにえとして献げ 世の罪を取り去るために現れてくださいました」

唯一のいけにえは 後にも先にも 罪を贖うイエスただお一人 だと

2021年前地上で起きた 無実の神の十字架が 最初で最後である

ー聞く耳のあるものは聞きなさいーと、今もおっしゃているのかな?

作成者: sumiremama

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