テモテへの手紙 二 4:6-8、16-18
(愛する者よ、)わたし自身は、既にいけにえとして献げられています。
世を去る時が近づきました。
わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。
今や、義の栄冠を受けるばかりです。
正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに授けてくださるのです。
しかし、わたしだけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けてくださいます。
わたしの最初の弁明のときには、だれも助けてくれず、皆わたしを見捨てました。
彼らにその責めが負わされませんように。
しかし、わたしを通して福音があまねく宣べ伝えられ、すべての民族がそれを聞くようになるために、主はわたしのそばにいて、力づけてくださいました。
そして、わたしは獅子の口から救われました。
主はわたしをすべての悪い業から助け出し、
天にある御自分の国へ救い入れてくださいます。
主に栄光が世々限りなくありますように、アーメン。
パウロは、イエスを信じる者たちを打ち、迫害し、投獄し、殺していた。
立派な家柄で、ローマにも国籍を持ち、イエスを信じる者たちをどうにでもできるあらゆる権限も持っていた。
そして彼は、それをフル活用していた。
ある日、彼はイエスに出会った。
そして変えられた。
それは辛かったろう。
葛藤 転回
常に胡散臭い目で見られ、片側からは裏切り者扱い、片側からは➖かつて迫害した恐ろしい人物➖信用ならぬ。
しかしパウロはイエスを伝え続け、教会の礎を築いていった。このパウロがいなければ、現在の➖目に見えるしるし➖としての教会はなかった。
必要な人物として、イエスが直接触れて、この男を呼んだのだ。
世界中のお金持ち組織や政治団体をつくれ、と、呼んだのではない。
貧しく 弱い 力のない、ダメな者たち同士、助け合いなさい。
権力 それによる暴力や偽りではなく、憐れみと思いやり、愛で繋がっていなさい。
多分、そんな感じかな?
信じないものではなく、信じる者になりなさい。
破壊する者ではなく、築く者になりなさい。
殺す者ではなく、生かす者になりなさい。
それこそ神が人に求め、待ちわびている事なのだと
父と子と聖霊の御名によりて アーメン